タバコは骨粗しょう症の可能性を高める!?タバコと骨粗しょう症の関係
- 2020.09.20
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骨粗しょう症とは
骨粗しょう症とは、骨密度の低下によって骨の内部がかすかすになる病気で、男性よりも女性の方が発症率が高くなっています。
骨折が起こりやすくなったり、背中が曲がって身長が縮んでしまうこともあります。
徐々に進行してくるのが一般的ですが、重症化するとくしゃみや少しの衝撃でも骨折につながります。
太ももの関節が骨折することにより、寝たきりの生活を余儀なくされることもありますので、危険度の高い病気ともいえるでしょう。
場合によっては介護が必要となりますので、自分だけではなくて周りの人々にも迷惑をかけることにもつながります。
原因には、加齢やホルモンバランスの乱れによるものに加えて、運動不足やバランスの悪い食生活など日々の生活習慣によるものとされています。
また、タバコも骨粗しょう症の発症リスクの大きな要因となるので普段の生活の中でタバコを吸うことが常習化している人はタバコを吸わない人以上に注意する必要があります。
タバコと骨粗しょう症の関係
タバコと骨粗しょう症の関係は密接で、タバコに含まれる成分の一つである「ニコチン」の存在が大きな影響を与えているのです。
ニコチンには、骨への血液供給量を減らす作用や骨を形成するのに必要な「骨芽細胞」の生成を阻害する働きがあります。
日常的にタバコを吸っている人はニコチンが体内に入る量も必然的に多くなり、これにより、自分でも気が付かないうちに骨がもろくなっていきます。
また、骨を強くするカルシウムの吸収も悪くなります。
喫煙者は非喫煙者に比べると、男女ともに骨粗しょう症の発生率が「2倍」も高くなるのが現状です。
一見するとタバコと骨粗しょう症はつながりのないものと思われがちですが、体の中に入る有害物質がどのような悪影響を与えるのかを考えておく必要があるでしょう。
健康で長生きしたいと思うのならば、今すぐ「禁煙」を始めてみることです。
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