不妊治療の第一歩は禁煙から?
- 2020.10.16
- 喫煙のデメリットを理解しよう

妊娠において、タバコは百害あって一利なし
妊娠を望んでいるならば、最優先で禁煙をしなければなりません。
タバコは卵子や精子に悪い影響を与えるからです。どれほど高度な不妊治療を受けいていても、禁煙を避けていれば効果を得られません。
不妊治療でストレスを感じることもありますが、タバコによって解消するのは逆効果です。
仮に禁煙しなくて妊娠できたとしても、お腹の中の赤ちゃんに悪影響が及びます。
タバコに含まれる有害物質が、脳や内臓が正常に形成されるのを妨げる恐れがあります。
よって妊娠を希望するカップルは、遅かれ早かれ禁煙することになります。
卵子に及ぼす影響とは
女性が喫煙すると女性ホルモンの生成が抑制されることで、卵子の老化が早くなります。
5年以上も早く老化するとされ、妊娠するまでのタイムリミットが短いです。
喫煙者が妊娠を希望してから実際に妊娠するまでの期間が、非喫煙者と比べて長くなるというデータはたくさん存在します。
不妊治療として行われる体外受精の成功率も低くなります。
喫煙により卵巣を刺激しても卵胞が育たなかったり、着床率が悪かったりするためです。
老化した卵子では流産率も高いので、元気な赤ちゃんに早く会うために禁煙が重要です。
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