禁煙の最大のメリットはやはり「健康」

禁煙の最大のメリットはやはり「健康」

喫煙が原因でかかる病気

たばこには、数千以上の有害物質が含まれており、その中でもニコチンやタール、一酸化炭素の三つが大きな影響を体に与えています。

これらの物質が体内に摂取することにより、肺炎や気管支喘息などといった呼吸器系疾患や脳卒中、動脈剥離をはじめとする循環器系疾患に加えて、肺がんや喉頭がん、食道がんなどの最悪の場合には死に至るようなリスクの高い病気を引き起こしやすくなります。

また、非喫煙者に比べて喫煙者の寿命は4年ほど短くなるとも言われており、「百害あって一利なし」といえるでしょう。
そのため、健康のためには禁煙をすることが望まれています。

禁煙の期間が長いほどリスクが減る病気

長期の間にわたって禁煙をすることによって得られるメリットは、発がんリスクが軽減することでしょう。
たばこに含まれる有害物質を摂取しないことで、血行不良を改善することができることが理由です。

男性の場合には、禁煙21年を超えた時点で発がん性リスクが低くなりますが、女性はさらに短い傾向が見られ、禁煙後11年でもリスクを下げることができます。

日本人の死因の上位にもランクインされることの多い癌は最新の医療技術や薬の開発によってり患しても「治る病気」になりつつありますが、依然として完治しにくい病気であることには間違いないので禁煙して発症を防ぐことが大切になります。