スポーツをする人にとって禁煙はメリットだらけ!

スポーツをする人にとって禁煙はメリットだらけ!

喫煙が有酸素運動に及ぼす影響

スポーツは有酸素運動を伴うものですが、禁煙をしないと、その能力低下を招く可能性があります。
これは、タバコの煙に含まれる一酸化炭素がそもそもの原因であり、血中に一酸化炭素が増えてしまうと、酸素の運搬能力が弱くなって、最大酸素摂取量が低下します。
最大酸素摂取量(VO2max)とは、1分間で体重1kgあたりどれだけの酸素を摂取できるかを示すものであり、心肺持久力の指標となるものです。

そのため、現在タバコを吸っている人は、禁煙をすると有酸素運動の能力を回復できるというメリットがあります。

回復力に違いが出る

禁煙をしないと、運動能力に悪影響を与えるだけでなく、身体の回復力も低下させてしまう恐れがあります。

先ほど説明したように、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は酸素の運搬能力を弱くするため、そのことで新陳代謝も悪くなって身体組織の回復も遅くなるのです。
スポーツをしていると骨折などの怪我をすることがありますが、喫煙者とそうでない人では、怪我が治る時間に違いがあると言われています。

ですので禁煙をすれば、怪我などをしても比較的治りやすくなるというメリットが得られると言えるでしょう。