禁煙すると動脈硬化が防げる?タバコと動脈硬化の関係

禁煙すると動脈硬化が防げる?タバコと動脈硬化の関係

動脈硬化とはどういう病気なのか

動脈硬化とは老化現象や長年の生活習慣などで血管が硬くなってしまった状態のことをいいます。

誰でもおこりうるものなので、正しい生活習慣や適度な運動で予防していかなければなりません。
暴飲暴食、運動不足、ストレス、喫煙などでそのリスクを高めることがあり注意が必要です。
動脈硬化は、血中のコレステロールが多すぎるとマクロファージが呼び寄せ役となって脂肪物質がどんどんたまり内膜が厚くなります。

総コレステロール、喫煙、高血圧、ストレス、糖尿病などでリスクが高まるので注意が必要

タバコと動脈硬化の関係

タバコの煙には200種類以上の有害物質があり、その中には50種類前後の発がん性物質も含まれています。

タバコを吸うと一酸化炭素も体内に取り込まれ、赤血球にあるヘモグロビンと結合しやすくなり体内の組織の酸素欠乏により動脈硬化になる関係性があります。
脳卒中、心筋梗塞、大動脈乖離など死亡リスクの高い疾患になりやすいのです。
タバコは動脈硬化の原因の一つで促進因子で、血管の内側を老化させてしまいます。

心臓病死亡リスクは、非喫煙者に比べて1.5から4倍、脳梗塞死亡リスクは2から3倍あります。
しかし禁煙で取り戻せることはたくさんあります。